宇宙ビジネスの巨頭スペースXが重要な節目を迎える。今週後半に正式上場を予定している。この注目すべき歴史的なIPOを盛り上げるため、スペースXのCEOであるイーロン・マスクは月曜日に自ら軌道AIデータセンター衛星プロジェクトの最新情報を公開した。このプロジェクトは、スペースXの上場キャンペーンの中で最も注目を集めるカードとなっている。

初のAI衛星仕様が明らかに
マスクはSNSで30分間の動画を共有し、スペースXの将来戦略の全体像を詳細に説明し、初めて「AI1」という名前の初のAIデータセンター衛星のイメージ図と主要パラメータを公開した。この衛星は、スペースXが計画する数十万機の軌道衛星ネットワークの中心となるもので、地球軌道上で非常に複雑なAI計算タスクを遂行することを目的としている。
公開された仕様によると、この初期バージョンの衛星には翼長が70メートルにも及ぶ巨大な太陽電池パネルが搭載されている。平均的な計算負荷能力は120キロワットで、ピーク時は150キロワットに達し、宇宙におけるAI計算能力の強力なエネルギー供給を担う。
製造難易度はスターリンクより低い
製造の実現可能性について語る際、マスクはスターリンクシステムを構築した経験をもとに、このデータセンター衛星の製造がスターリンクよりも簡単であると自信を持って述べた。彼は、AI衛星は大量の太陽電池パネル、放熱器、レーザー通信リンクから構成されるコンポジットであり、スターリンクのような複雑な通信アンテナシステムを必要としないため、設計および製造の難易度が大幅に低下すると説明した。
膨大な衛星生産計画に対応するため、スペースXはテキサス州のバステロープ工場を巨大に拡張する計画を立てている。このプロジェクトは「ギガサット」と呼ばれており、面積は1,100万平方フィート以上になる予定で、今後はいくつかの大型倉庫で構成され、データセンター衛星に必要な大型太陽電池パネルの製造に全力を尽くす。
