国際レコード産業協会(IFPI)が実施した「Engaging with Music 2023」調査によると、人々は依然として人工知能(AI)に対して慎重な姿勢を示していることが明らかになりました。

26カ国、4万3000人を対象としたこの調査では、回答者の76%が「AIがアーティストの音楽や声を許可なく使用すべきではない」と考えており、74%が「AIを許可なくアーティストのクローン作成や模倣に使用すべきではない」と考えているという結果が出ました。

この調査結果は、さほど驚くべきものではありません。2023年以前は、多くのリスナーがAIが音楽に及ぼす潜在的な影響について深く考えていなかった可能性があるからです。

IFPIの最高経営責任者(CEO)は、政策立案者に対し、「責任ある安全なAI基準を策定する」よう呼びかけています。