マイクロソフトのCEOサティア・ナデラ氏は9月7日にXプラットフォームでツイートを投稿し、Microsoft 365 Copilotに新たなAI機能「Project Opal」を導入することを発表しました。このプロジェクトは、安全な制御環境の中でユーザーが複雑で長期的なタスクを計画および実行するためのAIエージェントとして位置付けられています。
マイクロソフトによると、Project Opalのコアは、制御可能で追跡可能な環境内で、AIが迅速な問題処理から、委任型作業や長期的な自動化タスクへの対応を段階的に拡大することです。ユーザーがタスクを指示すると、数時間から数日かけて継続的に作業し、「素材を探す」「表を作成する」「PPTを作成する」「同僚に送信する」などの一連のプロセスを自動で完了します。

事例:1か月分の屋外カメラ映像を分析し、すべての成果物を提供
ナデラ氏が紹介した事例では、この機能は1か月分の屋外カメラ映像を分析できます。AIは素材を検索し、すべての動物が登場するシーンを見つけて、その中でも特に良いものだけを抽出してビデオの選りすぐりのクリップを作成します。同時に、各動物の記録にはカメラの出典、撮影日時、種類のタグなどを補完します。その後、すべての記録を電子シートにまとめ、ユーザーが検索や統計を行うために便利にします。資料の整理が完了したら、CopilotはPowerPoint形式で処理結果の概要を作成し、動画、表、プレゼンテーションをTeamsに共有して、チームメンバーが確認・審査できるようにします。
使い方については、ユーザーがデスクトップ版またはウェブ版のMicrosoft 365 CopilotでFrontierモジュールに入り、タスクの要件を入力して「Start」をクリックします。システムは実行計画を生成し、専用のWindows 365 Cloud PCを起動し、推論モデルがブラウザを調整して必要な操作を行います。Project Opalは高度な推論モデルを使用して自然言語の要求を動的な計画に変換し、タスクの進行状況に応じてツール呼び出しの順序を調整します。
初期の利用シーン:コンプライアンス監査で週に最大20時間の節約
マイクロソフトが紹介した初期の活用例には、四半期ごとのコンプライアンス監査、グループメンバーアプリケーション、勤務表と休暇申請、新規従業員の入社手続きなどがあります。監査の例では、Project Opalは承認されたウェブサイトにアクセスし、スクリーンショットを収集・整列し、文書を検証します。マイクロソフトは、このシナリオでエンジニアが週に最大20時間の時間を節約できたと述べています。
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