メタ(旧フェイスブック)は、オランダ・アムステルダムを拠点とするクラウドサービス企業ネビウスと、画期的なインフラ協定を結びました。この協定の総額は最大で270億ドルに達し、メタが今後5年間で十分な高性能の計算能力を確保し、ますます激化する世界のAI競争に対応するためのものです。

協定の主な内容

この長期契約は2つの部分から構成されており、メタが計算能力を求める気持ちの高さを示しています。

  • 主要供給:ネビウスはメタに120億ドル分の専用計算容量を提供します。この計算能力は、インテルが近日発売予定のVera RubinシリーズAIチップを基盤として大規模に展開され、2027年初頭から供給が始まる見込みです。

  • 優先購入権:メタは5年間にわたって追加で150億ドル分の計算能力を購入することを約束しました。この容量はもともとネビウスの他のクラウド顧客向けでしたが、メタは残りの計算能力について優先的に購入できる権利を持っています。

ネビウスは、ヤンデックス関連の事業を分離した後、急成長を遂げた「ニュークラウド(Neocloud)」のサービス会社です。この大きなニュースにより、ネビウスの株価は月曜日の朝に13%以上上昇しました。

注目すべきは、インテルが先週ネビウスに2億ドルを投資したことを発表したことです。これにより、インテルの主要パートナーとしての地位がさらに強化されました。メタにとってこの取引は、千億ドル規模のAI投資戦略の中での重要な一歩です。これまでメタは、今年のAI関連の資本支出が1350億ドルに達する可能性があると示唆していました。

今回の提携は、メタが一般的なデータセンターから専用のAI集約型コンピューティングへと急速に転換していることを示しており、トップクラスのチップの最初の割当を確保することで、大規模モデルの開発と導入のスピードを維持しようとしています。