AI検索のリーダーであるPerplexityは、いわゆる「Perplexity Computer」という重鎮級のエージェントツールを正式にリリースしました。この製品は、19の異なる最上位AIモデルを統合することで、複雑なワークフローを自動化する目的を持ち、Perplexityが単一の検索エントリーポイントから、全能型の「コンピュータユーザー代理」への戦略的転換を示しています。

perplexity 1

コア機能と技術特性

  • マルチモデル統合システム: Perplexity Computerは単一のモデルに依存せず、タスクの属性に応じて動的に異なる下位テクノロジーを呼び出します。例えば、システムはGemini Flashを視覚的な質問処理に使用し、Claude Sonnet4.5をソフトウェアエンジニアリングに使用し、またはGPT-5.1を医学研究に利用します。

  • 複雑な流れを独立して実行: このツールは、統計データの収集、財務分析、法的調査など、エンド・トゥ・エンドのタスクを独立して処理できます。また、メインタスク内の特定のサブプロブレムに対応するために「サブエージェント」を作成する能力も備えています。

  • 完全クラウドベースでのセキュア運用: OpenClawなどのツールとは異なり、Perplexity Computerはすべてクラウド上で動作しており、ローカル実行による潜在的なセキュリティリスクを回避します。

ビジネスモデルとユーザー層

  • ハイエンドサブスクリプション向け: このツールは現在、月額200ドルのPerplexity Maxパッケージユーザーのみに提供されています。

  • 「GDP意思決定者」に焦点: 会社の幹部によると、Perplexityは今後、広範囲な月間アクティブユーザー数(現在は数千万人で、OpenAIの8億人には遠く及ばない)を追求するのではなく、GDP成長に影響を与える決定を下す専門家や企業向けのターゲットに絞っていきます。

  • 広告モデルからの離脱: かつてAI広告の先駆者だったPerplexityですが、最近ではこの事業を放棄することを発表しました。広告はユーザーが答えの正確性に対する信頼を損なうと考えており、今後は企業サブスクリプション収入に集中していく予定です。

業界競争と将来の展開

競争力を高めるため、Perplexityは既存の第三者インデックスに依存せず、自社のAI最適化された検索APIを開発しました。また、複雑な研究基準テストであるDracoをリリースし、自身の深層研究能力がGeminiなどの競合を越えていると主張しています。

さらに、Perplexityは3月11日に旧金山でAsk開発者カンファレンス