アップルは、現地時間2月23日に「Sales Coach」という新しい販売トレーニングアプリをリリースする予定です。このアプリは、世界中のApple Storeおよび正規販売代理店の従業員向けに提供され、現在使用されている内部ツール「SEED」に置き換えられ、iPhone、iPadのモバイル端末およびウェブ版(URL: salescoach.apple.com)をカバーし、公開されていない内部ツールとしてのみ利用されます。

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特化された最適化された販売トレーニングツールとして、Sales Coachは現場の従業員に包括的な製品知識と販売用の会話のサポートを提供します。例えば、「なぜ最新のiPhoneへアップグレードすべきか」のプロモーションロジックや、iPadのコア機能の特徴の解説など実用的なコンテンツを通じて、従業員のサービスの専門性と販売効率を向上させます。

旧ツール「SEED」と比較して、このアプリには2つの主要なアップグレードがあります。一つ目は、WWDC25でアップルが発表した新しい「Liquid Glass(液体ガラス)」デザイン言語を採用しており、動的な光の反射、半透明な質感、リアルタイムレンダリング技術によりインターフェースが再構築され、より空間感と通気性のある視覚体験をもたらします。これは、このデザイン言語がアップル内部ツールにおいて重要な実装となるものです。二つ目は、後続バージョンでAIチャットボット機能を追加する計画であり、この機能はアプリの「Ask(尋ねる)」タブに統合される予定です。従業員はいつでも製品に関する質問を検索でき、例えばiPhone Airの重要な特徴やMacでのインスタントホットスポット機能の使い方などが含まれます。ただし、このボットがアップル自社のAIモデル(例:Manzanoマルチモーダルモデル)に基づいているのか、またはサードパーティプラットフォーム(例:Googleカスタム版Geminiモデル)に依存しているのかについては、まだ明確ではありません。

注目すべき点は、アップルがAIアプリケーションの展開においてBtoBとBtoCの両面で同時に進んでいることです。Sales CoachのAIアシスタントを内部従業員向けに構築するだけでなく、消費者向けのApple Supportアプリケーションにも類似の公開チャットボット機能を順次導入する予定であり、これにより全シーンにおけるスマートサービスエコシステムをさらに完全なものにしていきます。