人工知能の純粋数学分野における実績は質的な飛躍を遂げている。AIbaseが入手した情報によると、OpenAI傘下のGPT-5.2Proモデルが数論分野の「エルデシュ問題」(Erdős problem)第281番を成功裏に解決した。著名な数学者テレンス・タオ(Terence Tao)はその結果を高く評価し、「AIが未解決の数学問題を解決する中で最も明確な例の一つ」と語った。

この突破は研究者ネール・ソマニによって推進された。これまでに類似の証明が存在した可能性もあるが、タオ氏は比較した結果、GPT-5.2Proが提示した証明プロセスが従来の方法とは「完全に異なっていた」と確認した。AIbaseは、これは同モデルが初めて挑戦したわけではないことを注目している。2026年1月4日にはすでにエルデシュ問題を独自に解いた経験がある。

しかし、祝賀の一方で数学界は冷静さを保っている。タオ氏は、一般の人々がAIの能力について誤解している可能性があると警告した。失敗した試行はほとんど公表されず、人々は成功例ばかりを見てしまうためである。AIbaseが入手した情報によると、パアタ・イヴァニスヴィリとメヘメット・マルス・セブンが構築したトレーサーデータベースによれば、AIがこのような問題を解決する実際の成功率はわずか1%〜2%であり、多くは難易度の低い問題に限られている。それでも、AIが研究ツールとして持つ潜在能力は無視できない。

要点:

  • 🧠 画期的進展:GPT-5.2Proが数論の問題#281を成功裏に解き、その証明論理が独自性を持ち、数学者のテレンス・タオから称賛を受けた。

  • 📊 成功率の真実: 最新のデータベースにより、AIがこのような問題を解決する本当の成功率は約1〜2%であり、今後も中~高難度の複雑な数学課題に対応するのは難しい。

  • 🛠️ 研究の新しい道具: 万能ではないが、AIは人間の伝統的なアプローチとは異なる解決策を提供できることを証明しており、数学研究において強力な補助となる。