2026年の国際家電展示会(CES)で、レノボ(Lenovo)は新概念のAIグラスを正式に発表しました。45gという超軽量な本体とダブルスクリーン表示、そして独創的なコンピュータ直接接続機能により、急速に成長するAIウェアラブル市場に参入しました。この製品は音声とタッチでの操作をサポートしており、さらに複数デバイスとの協調性と生産性向上を強調し、MetaやRabbit、XREALなどのプレイヤーとは異なる「AI+PCエコシステム」の道を開こうとしています。
軽量化設計+ダブルスクリーン、快適さと情報密度を両立
レノボAIグラスの主要な仕様は以下の通りです:
- 重量はわずか45gで、一般的なサングラスとほぼ同じで、長時間の着用時の快適性が向上しています;
- ダブルのMicro-OLEDディスプレイで、28度の対角線視野角(FOV)を提供します;
- 1500nitの高輝度で、屋外の強い光でもコンテンツが明確に見えます;
- グリーンのモノクロレンズデザインで、視覚的干扰を低減し、情報提示に集中できます;
- 200万画素の前面カメラ+2つのマイクアレイで、画像のキャプチャと正確な音声収録が可能です。
核心的な突破:最初に「AIグラスをコンピュータに直接接続」する能力
レノボは、そのAIグラスの最大の差別化ポイントとして、Windows PCまたはノートブックと直接ペアリングできる点を強調しています。これは現在のスマートグラス市場において非常に珍しいことです。ユーザーはレンズ上で:
- コンピュータの通知、カレンダーのリマインダー、メールの要約を見ることができます;
- 複数デバイスのAI情報を集約して受信(例えば、スマホのメッセージ+PCの会議リマインダー);
- 音声コマンドで遠隔でコンピュータアプリケーションを操作(例:“PPTの5ページを開く”)。
このような設計により、AIグラスは「スマホアクセサリー」から「PCエコシステムの拡張端末」に進化し、プログラマー、デザイナー、リモートオフィス従業員などの生産性向上を目指す人々をターゲットにしています。
AI機能の計画:リアルタイム翻訳、画像認識、スマート要約
これは概念機ですが、レノボは明確なAI機能のロードマップを発表しています:
- 実時間の音声翻訳:会話中に自動的に双語字幕を表示;
- スマートな画像認識:カメラで物体をキャプチャすると、AIが関連情報を提供(植物、商品、機器モデルの識別など);
- 多元情報集約:AIがスマホ、コンピュータ、メール、スケジュールの重要な情報を自動的に集約し、シンプルな要約形式でグラスに送信。
すべてのAI処理はエッジ側の軽量モデルとクラウド上の大規模モデルを組み合わせて行われ、応答速度と機能の深さをバランスよく保ちます。
AIbaseの観察:PCメーカーの「第二画面」戦略
Metaがソーシャルに焦点を当て、RabbitがAIエージェントを重視、XREALがARエンタメに注力している中、レノボはPCの本質に戻り、AIグラスを「モバイルオフィスの第三画面」と位置付けました(スマホとPCに続く)。
この戦略は、Windowsエコシステムと企業顧客における強みを活かし、スマホメーカーとの消費エンタメシーンでの正面衝突を避けるものです。
