日本発の生成AIスタートアップであるSakana AIは、本日200億円(約1億3500万米ドル)のBラウンドファイナンスを獲得したことを発表しました。ファイナンス後の評価額は26億5000万米ドルです。このラウンドは三菱UFJ金融グループ(MUFG)がリードし、Khosla Ventures、Macquarie Capital、NEA、Lux CapitalおよびIQTなどの新規投資家が参加しています。

同社は2023年に、元グーグル研究員のLlion JonesとRen Ito、そしてCEOのDavid Haによって設立されました。小データ、日本語ネイティブで日本の文化に合った軽量モデルに注力しています。資金はR&D、エンジニアリングおよび販売チームの拡大に使用され、2026年までに企業業務を金融分野から工業、製造および政府分野へ拡大する予定です。また、買収や戦略的提携の積極的な探求も計画しています。

Sakanaは今年、DaiwaやMUFGなどの地元の大手企業と共同ソリューションを提供しており、自身の「主権AI」のアプローチにより、国家の価値観に適した先進的なモデルを効率的に構築できると述べています。これは大規模な事前学習競争に巻き込まれることなく可能です。これにより、同社の累積調達額は約3億7900万米ドルとなりました。